2025.12.06
《Q&A》屋根のルーフィングが劣化しているかも？塗装工事の現場でわかるサイン
屋根に使われているルーフィング（下葺き）は、普段は屋根材の下にあるため外から直接確認することはできません。
しかし、塗装工事の現場調査では、ルーフィングの劣化が疑われるサインを外観から読み取ることができます。
屋根材や板金に特定の症状が見られる場合、その下にあるルーフィングシートまで傷んでいる可能性が高く、早めの点検や補修が重要になります。
① 棟板金（むねばんきん）の浮き
棟板金が浮いていたり、固定している釘が効いていない状態は、雨水が侵入しやすくなる危険なサインです。
こうした隙間から入り込む雨は、真っ先にルーフィングを痛めるため、早めの補修が必要です。
② 釘抜けやビスの緩み
屋根材や板金を固定している釘が抜けかけていると、屋根全体に隙間が生まれます。
固定力が弱まることで風のあおりによりさらに隙間が広がり、雨水が内部へ到達しやすくなります。
③ 屋根材の割れ（スレート・コロニアルなど）
屋根材の割れは、その下にあるルーフィングに雨水が直接あたる状態です。
小さな割れであっても、長期間放置するとルーフィングに負担がかかり、結果的に雨漏りにつながる恐れがあります。
④ 屋根材の反り・浮き
スレート材の反りは、築10〜15年を過ぎた屋根でよく見られる劣化症状です。
反りが大きくなると屋根材同士の隙間が広がり、雨水の流れが乱れて内部へ浸水しやすい状態になります。
ルーフィングは屋根の「最後の防水」と言われるほど重要な部分ですが、外からは確認できません。
そのため、屋根材や棟板金の異常から内部の状態を推測するしかなく、劣化が疑われる箇所が多いほどルーフィングシートの寿命も近いと判断できます。
特に、
・割れが多い
・棟板金の浮きが複数
・反りが広範囲
などの場合は、塗装では対応しきれず屋根カバー工法や屋根葺き替え工事が適切となる場合もあります。
屋根の状態はお客様の目では直接確認できない場所だからこそ、調査時の写真を見せながら説明することが安心につながります。
- 釘抜け
- 棟板金の浮き
- 屋根材の割れ
- 反りの状態
こうした“現状がひと目でわかる写真”があることで、診断内容の信頼性が大きく高まります。
練馬区・板橋区周辺で、屋根点検・塗装をご検討の方へ
練馬区・板橋区周辺では、築10～15年を過ぎた屋根で上記の劣化が見られることが多くなります。
屋根は普段見えない場所だからこそ、「塗装で大丈夫？」「カバー工法にしたほうがいい？」と判断が難しい部分です。
気になる症状がある方は、お気軽にお問い合わせください。
〒177-0051
東京都練馬区関町北2-28-17 飯野ビル2階
〒351-0011
埼玉県朝霞市本町2-7-10 コスモビル201
9：00～17：00（土曜・日曜・祝日定休）
東京都練馬区・板橋区を中心に、東京23区・埼玉県南部・神奈川県東部・千葉県西部など、関東全域で幅広く対応しています。
戸建て住宅からアパート・ビルまで、お住まいの雨漏り対策・外壁塗装はお任せください。
ご相談・現地調査・お見積りはすべて無料。お気軽にお問い合わせください。
https://agent-official.jp/contact/
現在、株式会社エージェントでは、一緒に働く仲間を募集しています！
リクナビNEXT求人詳細
興味のある方はぜひお問い合わせください。
