2025.07.26
《Q&A》塗装の価格はどうやって決まるの?

外壁や屋根の塗装を検討するときに、まず気になるのが「費用はいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。
しかし、同じような家でも業者によって見積もり金額が違うこともあり、戸惑う方も少なくありません。
塗装工事の価格が決まる仕組みや、費用に差が出るポイントについてわかりやすく解説します。
塗装工事の費用は主に以下の4つの要素で構成されています。
要素 | 内容 |
---|---|
① 塗装面積 | 外壁や屋根など、実際に塗る面積の広さ。 面積が大きいほど材料費や作業の手間が増えます。 |
② 使用する塗料 | 塗料の種類やグレードによって価格が変わります。 耐久性や機能が高い塗料ほど価格は高くなります。 |
③ 下地処理の内容 | ひび割れの補修やコーキングの打ち替えなどの補修作業。 劣化の程度が進んでいるほど費用は高くなります。 |
④ 足場・付帯費用 | 足場設置や養生、清掃、廃材処理などの付帯作業費用。 安全と効率的な作業のために欠かせません。 |
一般的な見積書には、以下のような内訳が記載されます。
費用項目 | 内容の例 |
---|---|
仮設工事費 | 足場の設置・解体、安全対策 |
高圧洗浄費 | 外壁・屋根の洗浄 |
下地処理費 | ひび割れ補修、コーキング打ち替え |
塗装費(外壁) | 下塗り・中塗り・上塗り(使用塗料を明記) |
塗装費(屋根) | 屋根の塗装工程(ある場合) |
付帯部塗装費 | 雨樋・破風・軒天などの付帯部分の塗装 |
諸経費 | 養生、清掃、廃材処理、現場管理など |
同じ坪数の家でも、以下のような理由で価格に差が生まれます。
◆建物の形状・高さ凹凸の多いデザインや3階建て以上の高さがあると、足場の設置や作業の手間が増えコストアップします。
◆劣化の進行度塗る前に行う補修作業が多いほど、時間も材料も必要になり、その分費用が上がります。
◆塗料の種類・耐久年数耐久性が高い塗料(フッ素や無機など)は価格が高いですが、長期的なコストパフォーマンスも考慮しましょう。
◆施工回数や付帯部の範囲塗布回数や付帯部の塗装範囲が異なる場合も価格に影響します。
・塗料のグレードや種類が異なる
・下地処理の範囲や質の違い
・塗布回数(2回塗りか3回塗りなど)の差
・付帯部の塗装範囲の違い(雨樋、軒天など)
・職人の技術や手間賃、会社の運営コストの違い
「30坪で◯◯万円一式」という見積もりはわかりやすい反面、詳細な内訳がない場合があります。
施工面積や使用塗料、補修内容が不明確だと、後から追加費用が発生することもあるため、内訳の確認が重要です。
塗装工事の価格は、塗装面積や塗料の種類、下地処理、足場や付帯費用の組み合わせで決まります。
価格だけで選ぶのではなく、見積もりの内容や品質、施工体制をしっかり確認して、安心できる業者を選びましょう。
ご不明な点や相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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