施工事例 | パラペット

2025.06.17

パラペット

パラペットとは、建物の屋上や陸屋根(りくやね/ろくやね)の外周に設けられた、低い立ち上がりの壁のことを指します。
屋根の縁を囲うようにして設置され、主に転落防止や防水性の向上など、安全性・機能性を高める目的で取り付けられています。

建築用語としては「扶壁(ふへき)」や「胸壁(きょうへき)」と呼ばれることもあり、構造的にも見た目にも重要な役割を担っています。
特に商業ビルや店舗などでは、通りに面した一部だけにパラペットを設けるケースも多く、その部分に看板を設置したり、屋根の構造を隠したりといった活用法も見られます。

I パラペットの役割と重要性

パラペットは、意匠性(デザイン性)だけでなく、以下のような機能面での役割を持っています。

落下防止

屋上の安全性を確保するためのバリアとなる

防水性向上

屋根との取り合い部に高さを設けることで、雨水の侵入を防ぎやすくする

設備の目隠し

屋上機器や配管を外から見えにくくする

意匠性・看板スペースとしての活用

建物のデザイン性を高めたり、看板を設置するためのスペースとして利用されることもある

特に防水面では、パラペット部分と屋根の接合部に雨仕舞処理が施されており、雨漏りリスクの高い部位でもあるため、しっかりとした設計・施工が求められます。

I メンテナンスの注意点

パラペットは屋根と外壁の中間的な位置にあるため、風雨や紫外線の影響を強く受ける部分でもあります。
以下のような劣化サインが見られた場合には、早めの点検・補修を行うことが大切です。

表面のクラック(ひび割れ)や塗膜の劣化
・シーリング材の切れや浮き
・笠木部分からの雨水侵入

特に、パラペット上部に取り付けられている「笠木(かさぎ)」の防水処理が不十分だと、内部に水が入り、建物内部の雨漏りの原因となることがあります。

パラペットは、外観と機能性の両方に影響を与える重要な建築要素です。
素材もコンクリート・ALC・金属パネルなどさまざまあり、建物の用途やデザインに応じた設計がされますが、共通して定期的な点検と適切な防水処理の維持が欠かせません。

屋上の安全確保や防水性を保つうえで、パラペットの健全な状態を保つことは、建物全体の維持管理にもつながります。


 

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