庇（ひさし）や霧よけ（きりよけ）は、窓や玄関、勝手口などの上に張り出した小さな屋根状の部材のことです。

日差しや雨、雪から建物を守る役割を果たし、窓まわりや出入り口の劣化を防ぐために取り付けられています。

とくに霧よけは、雨の吹き込みや霧などの湿気から建物を守ることを目的としており、古くから和風住宅を中心に多く使われてきました。

最近では意匠性の高いデザインも増えており、外観のアクセントとしても活躍しています。

庇や霧よけは、金属製や木製など素材によっては劣化しやすく、雨漏りの原因になることもあります。

とくに取り付け部分の防水処理が甘いと、壁内部に雨水が浸入する可能性があるため、定期的な点検が重要です。

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