2026.01.10
撥水塗料(はっすいとりょう)
外壁塗装に使われる塗料には、撥水・防水・親水といった、異なる水との関係性を持つ種類があります。
これらは見た目が似ていても、水の弾き方や塗膜の働きがまったく異なり、建物の構造や劣化状況によって向き・不向きが分かれます。
ここでは、外壁塗装の現場でよく質問される撥水塗料を中心に、防水・親水との違いを整理します。
撥水塗料とは
撥水塗料とは、塗装した表面や下地に水が染み込みにくくなる性質を持たせる塗料のことです。
雨水が外壁表面で水滴となり、弾かれるように流れ落ちることで、内部に水分がとどまりにくくなります。
外壁材そのものの通気性を大きく損なわず、水の侵入だけを抑える点が特徴です。
撥水塗料の特徴・性質
撥水塗料は、表面に厚い塗膜をつくるのではなく、塗膜や下地に浸透・定着することで効果を発揮します。
そのため、
・外壁材が水を吸いにくくなる
・雨水が内部に滞留しにくい
・乾燥しやすい状態を保ちやすい
といった性質があります。
なぜ水を弾くのか
撥水塗料には、水をはじく性質を持つ成分が含まれています。
この成分が外壁表面や細かな隙間に行き渡ることで、水が広がらず、水滴状になるためです。
結果として、雨水が外壁に長時間とどまらず、自然に流れ落ちやすくなります。
防水塗料との違い
防水塗料は、塗膜で外壁表面を覆い、水の侵入を遮断する考え方の塗料です。
水を弾くというより、「膜で防ぐ」イメージに近く、外壁全体を均一に保護します。
一方、撥水塗料は、
・厚い膜をつくらない
・外壁材の呼吸性を比較的保ちやすい
という点が異なります。
親水塗料との違い
親水塗料は、水を弾くのではなく、水になじませる性質を持つ塗料です。
雨水が外壁表面に薄く広がり、汚れを一緒に洗い流すことで、美観を保ちやすくなります。
撥水塗料とは、水との付き合い方が正反対の考え方といえます。
実際の工事でどこに出てくるか
撥水塗料は、「モルタル外壁」「コンクリート外壁」など、水分の影響を受けやすい外壁材で話題に上がることが多い塗料です。
特に、外壁内部に水分が入り込むことで劣化が進みやすい構造では、水分侵入を抑える考え方として用いられます。
注意点・誤解されやすい点
撥水塗料は「水を完全に防ぐ塗料」ではありません。
ひび割れや隙間がある場合、その部分から水が入る可能性は残ります。
また、サッシ、雨樋、金属部など、水を吸わない素材には撥水効果は期待できないため、別途適した塗装や処理が必要です。
塗料の性質を理解することが重要
撥水塗料は、水を弾くという性質を持つ一方で、すべての外壁や劣化状況に万能な塗料ではありません。
防水塗料や親水塗料と同様に、それぞれの特徴や役割を理解したうえで使い分けることが重要です。
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