施工事例 | 養生(マスカー)

2026.01.17

養生(マスカー)

外壁塗装 養生作業 マスカー 窓まわり 保護

外壁塗装工事における「養生(ようじょう)」とは、塗料が飛散して周囲に付着しないよう、建物や設備を保護するための作業を指します。
塗装工事そのものではありませんが、仕上がりの美しさや周囲への配慮を支える、欠かすことのできない工程です。

養生が必要になる理由

塗装工事では、ローラーや刷毛を使って作業を行うため、どれだけ注意していても塗料の飛散を完全に防ぐことはできません。
そのため、塗装しない部分を事前に保護しておく必要があります。

現場では、外壁だけでなく、窓やサッシ、エアコンの室外機、給湯器、車、植木など、塗料が付着してはいけない箇所を確認しながら養生範囲を決めていきます。
この判断を誤ると、塗装後の清掃や補修に余計な手間がかかるため、養生は作業前の重要な準備工程と位置づけています。

昔ながらの養生方法

以前は、養生テープとポリシートを別々に用意し、それぞれを手作業で貼り合わせながら養生を行っていました。
車や室外機のように形が複雑なものは、ポリシートを切って調整しながらテープで固定する必要があり、特に風の強い日は作業に時間がかかるケースもありました。

現在の塗装現場では、こうした手間を減らすために「マスカー」と呼ばれる養生用資材が広く使われています。

マスカーを使った現在の養生

マスカーは、ポリシートの端にあらかじめ養生テープが付いたロール状の資材です。
必要な長さにカットして、そのまま貼り付けることができるため、作業効率が大きく向上します。

現場では、マスカーを使うことで次のような点が改善されます。

・養生作業のスピードが上がり、工期の短縮につながる
・テープとシートのズレが起きにくく、仕上がりが安定する
・現場全体が整然とし、作業ミスが減る

養生は単なる保護作業ではなく、現場全体の段取りや品質にも影響する工程だと考えています。

専用カバーによる養生

車やエアコンの室外機などには、専用の養生カバーを使用することもあります。
被せてテープで固定するだけで養生が完了するため、短時間で確実な保護が可能です。

現場では、対象物の形状や設置状況に応じて、マスカーと専用カバーを使い分けながら養生方法を判断します。

養生は塗装品質を支える重要な工程

養生は塗料を塗る作業そのものではありませんが、仕上がりの美しさや周囲への配慮を左右する重要な工程です。
養生が丁寧に行われている現場ほど、塗装作業もスムーズに進み、最終的な品質も安定します。

塗装工事の品質は、こうした下準備の積み重ねによって支えられています。


 

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