2025.07.30
板橋区 外壁塗装|中塗りで注意すべきコールドクラックとは?
外壁塗装の中塗りは、仕上がりの美しさと耐久性を左右する重要な工程です。
特にモルタル外壁では、気温条件を誤ることで「コールドクラック(低温割れ)」が発生するリスクがあります。
この記事では、コールドクラックの仕組みと防ぐための施工ポイントを、専門的な視点からわかりやすく解説します。
モルタル外壁はクラックが発生しやすい素材
モルタル外壁は、素材の性質上クラック(ひび割れ)が生じやすい傾向があります。
主な原因は以下のとおりです。
・経年劣化による収縮
・建物の揺れ・地震による外壁の動き
・温度差や湿度変化による膨張・収縮
・下地処理不足による塗膜の負荷
そして、これらに加えて注意すべき外的要因が 「低温時の塗装」 です。
コールドクラック(低温割れ)とは?
コールドクラックとは、気温が5℃以下の環境で塗装した場合に発生する塗膜のひび割れを指します。
なぜ低温でひび割れが起こるのか?
・低温により塗料が正しく硬化しない
・水分が蒸発せず、塗膜内部が固まらない
・乾燥時間が極端に延びる
・内部と表面の硬化スピードがズレて塗膜が割れる
つまり、適切な施工環境を無視した“施工ミス”で起こるトラブルと言えます。
低温環境での施工が招くその他のリスク
コールドクラック以外にも、低温施工には次のような不具合が生じやすくなります。
・つやが出ない
・白化(ブリード)
・塗膜の密着不良
・早期剥離
塗装は気温・湿度の管理が非常に重要で、特に冬季や秋終わり〜春先は判断を誤ると大きな不具合につながります。
中塗り作業で気をつけるべきポイント
中塗りは、上塗りとの密着性や仕上がりを左右する大切な工程です。
以下の項目を守ることで、施工品質を大きく高めることができます。
1. 適切な気温と湿度を確認する
・気温:5℃以上(理想は10℃以上)
・湿度:85%以下
・早朝・夜間の施工は避ける
・冬季は日中の暖かい時間帯のみ施工
2. 塗料の仕様書を厳守する
塗料メーカーの仕様書には、必ず適正温度・乾燥時間が記載されています。
これを守らないと本来の耐久性が出ません。
3. 下塗りとの密着性を確認する
中塗り前に下塗りの硬化状態をチェックし、吸い込みムラが残る場合は追加処理が必要です。
DIYでは特に注意すべきポイント
外壁塗装をDIYで行う際、もっとも見落とされがちなのが 「施工条件」 です。
✓気温を測らずに塗装してしまう
✓乾燥時間を守らない
✓下塗りの密着を確認しない
✓夕方の冷え込みを考慮しない
仕上がりだけでなく耐久性にも大きく影響するため、DIYの場合はリスクを十分理解しておく必要があります。
信頼できる業者を選ぶポイント
コールドクラックを防ぐには、施工業者の判断力が欠かせません。
・気温・湿度を確認してから作業する
・寒冷期に無理な施工を勧めない
・施工条件を説明できる
・施工記録(気温・湿度)を残している業者は特に安心
「天候を見て今日は塗装を控えます」と言える業者こそ、信頼できる業者です。
外壁塗装をご検討中の方へ
コールドクラックは正しい知識と環境判断で防げるトラブルです。
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