2025.12.11
板橋区 外壁塗装|金属部の錆止め塗装とは?効果・手順・注意点を解説
金属部の塗装は、外壁塗装の中でも特に仕上がりの差が出やすい工程です。
塗料をそのまま塗ってしまうと、早期の剥がれ・錆の再発につながるため、必ず「錆止め(防錆)塗料」を塗布することが基本となります。
本記事では、多くの住宅の外壁塗装でも多く採用されている錆止め塗装の役割・施工手順・注意点 を、専門的な視点から分かりやすく解説します。
錆止め塗装とは?
錆止め塗装とは、鉄部・スチール製建材を錆から守り、上塗り塗料の密着を高めるための下塗り工程のひとつです。
錆は、一度発生すると内部へ浸食し、金属の強度低下や穴あきにつながるため、「ケレン(研磨)→錆止め塗装」 は外壁塗装の品質を左右する重要工程となります。
特に次のような部位に使用されます:
・雨戸・戸袋
・雨樋の金具
・鉄製の手すり
・シャッターBOX
・笠木の金属部
・ベランダ周りの鉄部
錆止め塗装の役割
① 錆の進行をストップさせる
錆止め塗料には、酸素や水分を遮断する機能があり、錆の進行を抑制します。
② 塗膜の密着力を高める
金属面に直接上塗り塗料を塗ると密着不良が起こりやすく、
縮み・しわ・剥がれの原因になります。
錆止めは「接着剤」のような役割を持ち、塗膜を安定させます。
③ 耐久性の向上
適切な錆止めを行うことで、上塗り塗料が持つ耐久年数をしっかり発揮できるようになります。
錆止め塗装の施工手順
1. ケレン(下地調整)
サビや旧塗膜の浮き、白錆を除去し、表面を均一に整えます。
・研磨スポンジ(スコッチ)
・ワイヤーブラシ
・ペーパーヤスリ
金属の表面に「細かな傷」をつけることで、錆止めの密着が向上します。
2. 清掃・脱脂
ケレン後は、粉塵や油分の除去を丁寧に行います。
ここを怠ると、塗膜不良(はじき・縮み)が発生しやすくなります。
3. 錆止め塗装(下塗り)
部位に合わせて以下のような塗料を使い分けます:
| 使用部位 | 錆止め塗料の種類 |
|---|---|
| 手すりなど強度が必要な部位 | エポキシ錆止め |
| 雨戸・戸袋など外部金属部 | 変性エポキシ錆止め |
| 既存に錆が多い場合 | 変性エポキシ・高防錆タイプ |
塗りムラ・厚み不足は効果を十分に発揮できないため、適正量を均一に塗布します。
4. 上塗り(中塗り→上塗り)
錆止め層が完全に乾燥した後、上塗り塗料を2回塗りして完成。
ここでの乾燥時間を守らないと、縮みやしわの原因になります。
錆止め塗装で起こりやすい失敗と注意点
錆止め塗装では、金属特有の塗膜不良が発生する場合があります。
特に代表的なのが 「縮み」と「しわ」 で、乾燥不足や塗布量の不適切さによって起こりやすくなります。
これらの詳しい原因や対処法については、別記事でまとめていますので、ぜひこちらをご覧ください。
(関連:練馬区 外壁塗装|雨戸の錆止めと縮み・しわ対策と金属雨戸の塗装ポイント)
また、鉄部塗装で起こりやすい 「剥がれ」 は、ケレン不足が最も大きな原因です。
錆や旧塗膜をしっかり除去し、下地を整えることで密着性が向上し、仕上がりの耐久性が大きく変わります。
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