2025.09.04
練馬区 現地調査 グリーンカーテンの注意点|無料見積り

本日は練馬区での現地調査に伺った際、住宅のベランダや外壁にグリーンカーテン(つる性植物を使った日よけ)が設置されているお宅を拝見しました。
夏の直射日光をやわらげ、室内温度の上昇を防ぐ効果があり、見た目も爽やかで環境にもやさしい工夫です。
実際に近年は「緑のカーテン」として人気が高まっています。
しかし、外壁工事の視点で見ると、設置方法によっては外壁を劣化させてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、グリーンカーテンのメリットと注意点、外壁を守るための工夫についてお伝えします。
グリーンカーテンのメリットと仕組み
植物は「蒸散作用」により水蒸気を放出し、周囲の熱を奪います。
これによって建物の温度上昇を抑え、自然な暑さ対策が可能になります。
また、緑が建物を覆うことで、見た目も美しく涼しげな印象を与えてくれます。
外壁に与えるリスク
一方で、植物を外壁のすぐ近くに植えてしまうと、外壁表面に湿気や水分がこもり、コケやカビの発生につながります。
さらに植物に集まる虫の体液やフンが外壁に付着し、汚れや劣化の原因になることもあります。
この状態を放置すると外壁は常に湿ったままとなり、最悪の場合は壁内部へ水が浸み込んでしまう恐れがあります。
メンテナンスには専門工事が必要
外壁にコケやカビが広がった場合、除去や再塗装には以下のような工程が必要になります。
・高所足場の設置
・近隣への高圧洗浄作業の通知(汚水飛散の可能性があるため)
・外壁の高圧洗浄
・下地処理・再塗装
このように個人での対応は難しく、業者による工事が必要になります。
外壁にカビやコケが見られる場合は、早めに専門業者へご相談ください。
劣化を防ぐための工夫
外壁を守りつつグリーンカーテンを楽しむには、設置方法に工夫が必要です。
- 外壁から少し離してネットを張る
- 下部は角度をつけて設置する
- 定期的に植物の状態をチェックする
こうした工夫をしておけば、外壁の劣化を防ぎつつ、快適にグリーンカーテンを活用できます。
夏が終わったあとのグリーンカーテンは?
グリーンカーテンに使われる植物は、夏の暑さ対策としては有効ですが、シーズンを過ぎるとそのまま枯れて外壁に張り付いてしまうことがあります。
・枯れたツタや葉をそのまま放置すると、外壁に汚れや湿気を残す原因になる
・種が落ちて翌年勝手に芽が出ると、外壁に根を張ってしまうこともある
・ネットや支柱が劣化したまま残ると、外観を損ねる
そのため、夏が終わったら早めに植物を撤去し、ネットや支柱も片付けることが大切です。
撤去後に外壁を軽く水洗いするだけでも、カビやコケの発生を防ぐ効果があります。
練馬区で外壁工事・メンテナンスをご検討の方へ
グリーンカーテンは住まいを涼しく保つ魅力的な方法ですが、設置から片付けまで正しく行わないと外壁を傷める原因になります。
練馬区で外壁工事や外壁メンテナンスをご検討の際は、ぜひ当社の無料見積りをご活用ください。

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