2025.11.03
東京都練馬区 屋根塗装 トタン屋根 付帯部塗装
東京都練馬区にて、トタン屋根および付帯部（破風・軒天）の塗装工事を行いました。
金属製の屋根は、経年によってサビや塗膜の劣化が進行しやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
今回は、下地処理から仕上げまで丁寧に工程を進め、耐久性と美観を両立した仕上がりとなりました。
施工工程の流れ
まず、屋根や付帯部の安全な作業を行うため、建物全体に足場を設置し、メッシュシートで周囲を養生しました。
塗料の飛散を防ぎ、近隣への配慮も徹底しています。
次に、高圧洗浄で屋根や破風板、軒天の表面に付着した汚れ・苔・旧塗膜の粉化物を高圧洗浄機で除去しました。
この工程によって、塗料がしっかりと密着する状態に整えます。
屋根塗装
高圧洗浄の乾燥後は、トタン屋根全体のケレン作業を行いました。
サビが生じていた部分は皮スキやワイヤーブラシでしっかりと除去し、塗料が密着しやすいように表面を整えます。
この下地処理を怠ると、塗装後の早期剥離や再錆びの原因となるため、念入りに作業を進めました。
下地処理を終えた後、防錆効果の高い錆止め塗料を全体に塗布しました。
金属屋根にとって錆止めは特に重要で、下地を長く守る役割を果たします。
その後、中塗り・上塗りには、クリーンマイルドウレタンを使用しました。
この塗料は耐候性・光沢保持性に優れており、金属面にも強い密着力を発揮します。
中塗りで塗膜の厚みを確保し、上塗りで色艶を整えて耐久性を高めました。
塗り重ねることで美しい光沢と防水性のある仕上がりとなり、紫外線や雨風から屋根をしっかりと守ります。
付帯部塗装
付帯部の破風や軒天は、屋根同様にまずケレンで表面を整えました。
木部特有の毛羽立ちをサンドペーパーで滑らかにし、古い塗膜を除去してから塗装工程に進みます。
木部にはまず、木部専用の下塗り材を塗布しました。
木材の吸い込みを抑え、上塗り塗料の密着性を高めるための大切な工程です。
その後、中塗り・上塗りを屋根と同じクリーンマイルドウレタンで仕上げました。
中塗りで下地を均一に整え、上塗りで艶と保護膜を形成しています。
塗膜に厚みを持たせることで、雨風に強く、長持ちする仕上がりになりました。
屋根と付帯部を同じ塗料で仕上げることで、全体の色艶が統一され、見た目にも一体感のある仕上がりになっています。
サビが目立っていたトタン屋根は、均一で艶のある美しい屋根に生まれ変わりました。
破風や軒天も丁寧な下地処理と塗装で保護され、建物全体が明るく引き締まった印象になっています。
| 施工内容 | 屋根塗装・付帯部塗装 |
|---|---|
| 使用材料 | クリーンマイルドウレタン |
| 工事日数 | 7日間 |
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